【製造】
| 設立年月日 | 1954年2月16日 |
|---|---|
| 住所 | 大阪府大阪市東住吉区桑津2丁目8-25 |
| 資本金 | 1億円 |
| 社員数 | 196名 |
| URL | https://www.cateye.com/jp/ |
| 外国人材採用の有無 | 有り 3名(国籍:台湾、中国、ベトナム) |
|---|---|
| 参加したインターン生 | 5名 ・大阪公立大学 大学院 修士1年生(中国)2名 ・神戸医療未来大学 3年生(ベトナム) ・流通科学大学 3年生(ベトナム)2名 |
総務研修・企業説明
交通システム部研修(現場作業体験、社員との座談会)
サイクル営業部研修(顧客対応の体験)
フィールドワーク・製品企画案の発表資料作成
成果発表・振り返り
当社は、サイクルアクセサリーなどの交通用品の製造・販売を行う企業です。1954年の創業以来、自転車用ライトやリフレクター(反射板)、サイクロコンピュータ(走行速度や走行距離などを測定する装置)などの製品を次々と開発し、サイクルアクセサリー分野のパイオニアとして成長してきました。
この持ち前の製品開発力に加え、常に世界基準での品質づくりに取り組んできたことで、早くから海外市場にも販路を広げることに成功し、現在では海外での売上の比率も高くなっています。また、世界各国の顧客との取引に対応するため、外国人材の採用も積極的に行っており、様々な国籍の社員が活躍しています。
今後も国籍を問わず、将来の会社を担っていけるような人材を採用したいとの考えから、そのような人材との出会いを創出する手段の一つとして、当社では、自社独自のインターンシップや大学と連携したインターンシップを実施する等し、日本人学生や外国人留学生の受入れを積極的に行っています。当社はインターンシップを“直接採用するための場”というよりは、“当社の魅力を知ってもらう場”と捉えており、採用した人材に長く活躍してもらうためには、会社のことをしっかりと理解し、その上で「ここで働きたい」と思ってもらうことがとても重要だと考えています。「TRY in OSAKA!」事業は、そんな当社のインターンシップに対する考え方と一致する部分があり、新たな外国人留学生との出会いを期待して参加を決めました。
インターンシップの前半は、キャットアイがどんな企業なのかということと、実際の業務内容を知ってもらうことに重点を置きました。初日は企業概要を中心に、自転車業界について、また、SDGs達成のためにどんな取組みを行っているのか等、当社が「グローバルに価値を届ける企業」であることを紹介し、会社や事業の全体像を掴んでもらいました。
2日目は、交通安全や道路保安のための製品を扱う交通システム営業部での研修や、社員との座談会を行いました。業務内容の説明を行ったあとは、ガードレールなどに貼られる反射素材でできたテープのカットや袋詰めといった現場での作業を体験してもらい、業務を知ってもらうと同時に、社員と一緒に作業を行ってもらうことで、仕事の内容や面白さについて気軽に話せるように工夫しました。
インターンシップ前半で当社の特色を学んだ上で、後半では新製品の企画に挑戦してもらいました。4日目には、市場調査のため、自転車用品を扱う近隣店舗を訪問し、売れ筋商品や価格帯、展示方法などをチェックするとともに、その結果をもとに、ターゲット設定や必要な機能・販路の想定まで含めて新製品を企画してもらいました。そして、最終日には、その企画内容をプレゼン形式で発表してもらいました。インターン生の皆さんにとっては、自分のアイデアを形にするのは難しかったかもしれませんが、自ら調査して、自分の考えを企画にしていくプロセスを通じ、当社への理解をより深めてもらえたのではないかと思います。
各事業部での研修ではその部署の社員に業務の説明をしてもらったり、座談会や現場作業を一緒に行ったりと、現場社員とインターン生がコミュニケーションをとる機会を意識的に設けたことで、人事の担当者だけではなく、現場での様々な社員との会話が生まれ、当社の社風や働き方を自然に感じ取っていただけたと思います。
実際にインターン生からは、「社員が親身に教えてくれた」「職場の雰囲気が想像よりもフランクで安心した」といった声があり、当社が大切にしている人や組織の魅力が、体験を通じてしっかり伝わっている手応えを得ることができました。これは、説明中心ではなく現場社員との接点を重視してきた取り組みの成果だと感じています。
また、今回は、留学生がより関心を持ちやすい内容にするため、海外営業チームに協力を仰ぎ、3日目の顧客対応の体験で海外顧客の事例を取り上げる等、インターンシップの内容を一部アレンジしました。こうした実務体験や社員との対話を通じて、インターン生には、当社の事業を身近に感じてもらうと同時に、キャットアイが「グローバルに価値を届ける企業」であることをより深く理解してもらえたと思います。
さらに、今回の実施を通じて、従来から行ってきたインターンシップのプログラムが、国籍を問わず有効に機能することも改めて確認できました。特別な区分を設けずとも、内容次第で十分に価値提供ができるという気づきは、今後の受け入れ拡大に向けた大きな収穫です。今後も国籍の垣根なくインターン生を受け入れ、当社の魅力を深く知ってもらえる機会づくりに努めていければと思います。
(サイさん)職場の雰囲気や実際の働き方を体験し、日本で就職するための準備をしたいと考え、参加しました。また、私は営業職志望のため、営業部の仕事に触れられるキャットアイを選びました。
(リュウさん)私は大学生ですが、日本で就職する準備としてインターンシップで職場経験を積み、コミュニケーション能力や問題解決能力をさらに伸ばしたいと考え、参加しました。
(ホアイ・ニさん)大学では経営データビジネスを専攻しています。講義で学んだ知識を、実務の中で実際に活用してみたいと思い、インターンシップに参加しました。
(ソン・トゥオンさん)私たちは、同じ大学の授業で新製品開発に取り組んでいます。キャットアイのインターンシップでは新製品の企画に挑戦できると募集要項で知り、実際の企画プロセスを体験したいと考えて参加を決めました。また、キャットアイは日本だけでなく欧米にも製品を展開しているので、世界市場で通用する製品開発に関しても学べると思い参加しました。
(サイさん)以前、別のインターンシップで営業職を経験した際はうまくいかず、落ち込むこともありました。しかし今回は、営業職の社員の方から仕事の流れや重要なポイント、やりがいから大変さまで色々と教えていただいたことで、営業職の具体的なイメージを掴むことができました。その結果、自分が改善すべき課題も明確になりました。今回の学びを活かし、これからさらにコミュニケーション能力を磨いて、将来営業職に就く夢を実現したいです。
(リュウさん)私は、今回のインターンシップを通じて、ビジネスにおける課題との向き合い方を学びました。例えば顧客対応の体験では、これまでの私は「どうやりたいか」という自分の意思を優先しがちだったことに気づき、お客様の立場に立って「どうすべきか」を考える大切さを実感しました。また、社員の方々の仕事への熱意に刺激を受ける一方で、新製品の企画発表の場では、自分の知識不足や視野の狭さにも気づくことができました。今後はこれらを意識して改善していきたいと思います。
(ホアイ・ニさん)社員の方々が優しく、安心してプログラムに取り組むことができました。製品企画の流れを一通り理解できたので、今回学んだことを活かし、将来は国際的に事業を展開するものづくり企業で働きたいと考えています。
(ソン・トゥオンさん)日本企業は上下関係に厳しいというイメージを持っていましたが、キャットアイでは社員の方々がフランクに声をかけてくれたので、働く環境や人との関わり方について前向きな印象を持つことができました。今後もさまざまなインターンシップに参加して、ビジネスや経営について理解を深めたいです。
(グエンさん)インターンシップに参加するまで、自転車は身近なものでしたが、ライトやリフレクターといった部品の必要性を深く考えることはなかったのですが、今回のインターンシップを通して、それらが私たちの安全を守るうえで重要な役割を果たしていることを学びました。将来は私も、生活の安全性を高められる製品の企画に携わりたいと考えています。
記載の内容はインタビュー時点(2025年)のものです【公開月:2026年2月】
本事業は、「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用して実施するものです。
大阪府「令和7年度 外国人留学生インターンシップ活用チャレンジ支援事業」は大阪府より株式会社パソナが受託、運営を行っております。
【お問合せ先】
大阪府「令和7年度 外国人留学生インターンシップ活用チャレンジ支援事業」運営事務局(株式会社パソナ)
住所:〒530-0001 大阪市北区梅田一丁目13番1号
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電話:06-7636-6060(月~金 9:00~17:30) FAX:06-7636-6381
受託期間:令和8年3月31日まで